2008年09月08日

じゃあね。

9月6日夜、祖母が永眠した。94歳の大往生だった。
お盆前の帰省のときには何の予兆もなかったのになぁ。

親からの「今日明日かもしれん」という報を受け、
6日午後に急ぎ山形に帰り病院へ直行。昇圧剤を投与され、
意識はなく呼吸にも苦しむ祖母を見て、こらえきれず涙がこぼれた。
一旦実家に戻り飯を食っていたら病院から血圧が下がり気味との
一報があり、病院へ向かったものの、彼女の心臓が止まる
その瞬間に5分だけ間に合わなかった。
ちきしょう。

共働きの家庭で幼少期を過ごした俺にとって、同居していた祖父母の
存在は大きかったね。おやつといえば落雁だったりスルメだったりと、
普通の子供より年寄り臭いモノ食べさせられたけど、落雁もスルメも
嫌いじゃなかったよ。祖父と打った将棋や祖母とのローマ字の練習も
楽しかったさ。祖父母の部屋に入り浸りすぎて、親に面白くない顔された
こともあったっけなぁ。そんな思い出を共有した、祖父は十数年前の春に、
そして祖母もとうとう逝ってしまった。ひ孫の顔見せてやれずごめんね。
寂しいよ。


仕事の片付けやら礼服の準備やらで一旦東京に戻り、
TVを何と無しに見ていたら、流れてきたのは森山直太朗の「生きてることが辛いなら」。
ラストの「くたばる喜びとっておけ」のフレーズを聴いた瞬間に、また涙。
「くたばる」ってただ死ぬ事じゃないもんな。
必死に必死に生きて生きてへとへとになって最後を迎えることが「くたばる」だよな。
なんだよ、もう。

おばあちゃん、亡くなる数日前「私はもういつ死んでもイイ、私は幸せだ」って
こぼしてたんだってな。最後は長く大きな息をして逝ったんだってな。
「くたばる喜び」感じられたんだろうな。
良かったなぁ、おばあちゃん。

俺もその喜びをいつか感じられるよう、人生もがいてみるよ。
じゃあね。
posted by JASPER-RX at 01:29| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
盆に会津の田舎に行って墓参りした。墓場を親父と95になるじいちゃんと3人で歩いていた時、突然じいちゃんが遠い眼をして、ぼそっと親父に、「母さんは話したか、裏の医者の話だとあれは癌だ、もう長くはないなあ」と。親父はしばらく口がきけなかった。

愛する人と一緒にいられなくなることはいつか来るとは分かっていながら、辛いね。
Posted by ぶうたろう at 2008年09月09日 23:56
大事な人との別れは辛いものですね。心よりお悔やみ申し上げます。

いろいろと大変なことと思いますが、奥様ともどもお身体ご自愛くださいますよう、よろしくお願いいたします。

Posted by すけさん at 2008年09月10日 18:53
心よりお悔やみ申し上げるとともに、御冥福をお祈りしております。
Posted by MSK at 2008年09月12日 20:33
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