2006年05月31日

才能。

最近の読了本から。
別の目的で古書店に向かったのだが、
思わず手に取ってしまった一冊。

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「松坂世代 マツザカ・ジェネレーション」
矢崎良一 河出書房新社


ある一学年を総称する言葉として、「松坂世代」などと
個人の名前を冠する例をワタクシは他に知らない。
それほどまでにセンセーショナルで、
周りを全て呑み込んでしまうほどの才能の持ち主・松坂。
そんなあまりのスター性を備えた彼と共に、
あるいは敵として戦った同世代の球児達の生き様を描いた
ノンフィクション。

ある者はライバル心を燃やし、ある者は彼を追いかけ、
ある者は彼とは一線を引き別個の人間として生き、
ある者は彼を支えようとし、ある者は別の世界へ夢を求め、
松坂自身もまた、98年夏の自分を求め続けている。

自分を遥かに凌駕する才能と出会ったときに、
人間はどうその才能と、また自分と向き合っていくのか。
大いに刺激を受ける一冊だった。
posted by JASPER-RX at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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