2006年10月03日

追い風。

また今年もノーベル賞受賞者発表の時期がやってきたが、
今回の医学生理学賞には思いっきり興奮した。

今年の医学生理学賞を受賞したのは、
アメリカのDr. Andrew FireとDr.Craig Melloの二名。
テーマは「RNA干渉(RNA interference:RNAi)」
短い二本鎖RNAが遺伝子の発現を抑制するという現象で、
'98年に発表されたときには非常な驚きを持って迎えられた。

それにしても、報告からわずか8年で受賞という異例の早さ。
しかし近年のこの現象・技術に対する注目度からすれば、
驚くには当たらず、当然の「べし」なのだ。
*この現象による遺伝子抑制は非常に特異性が高く、
 かつ生体内で自然に起きている現象ゆえ、
 この技術を用いた医薬品は副作用が低いと考えられるのです。


ワタクシが興奮してしまったのは、この現象・技術を
応用した医薬品開発にまさに今自分が関わっているため。
漠然と研究していた大学・公的研究所時代ならば、
「へ〜、すげえな」で終わっていただろうが、
今は実業・企業で研究に関わる身。
自社に吹いてきた強烈な「追い風」を逃してなるモノか。
posted by JASPER-RX at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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