2006年11月01日

治療と治癒。

急用が出来た上司の代わりにとある学会に参加してきた。
少々活気に欠ける学会であったことは残念だったが、
発表内容に関する学会賞を受けることが出来たのは幸い。
ただ、ワタクシは緊急代理でネームカードも上司のモノ。
他人を名乗って登壇し、表彰されるなんて初めての経験だった。

さて、表彰式後に大会長講演が行われたのだが、
コレがなかなか含蓄のある話でこういった講演にしては
珍しく面白く耳を傾けることが出来た。

その講演の中にちょっと心に残る言葉が。
17世紀のフランスの外科医の言葉らしいのだが、
「余は治療し、神は治癒す」というもの。
「完治」という言葉をどう捉えるかという問題ではあるが、
医者が行うのはあくまで「治療」であり、
完治するためには神(人間自身)の力による「治癒」が必要なのだ、
とでも解釈すればいいのだろうか。
医学の限界とともに生命の神秘をも感じさせる言葉だなぁと、
いたく感心してしまったのであった。
posted by JASPER-RX at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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