2007年10月03日

収拾。

浦沢直樹ってのは大したマンガ家だと思ってたんだ。
刊行された作品は何だかんだで全部買ってきたんだ。
彼と小学館に貢いできたんだ…

長編「20世紀少年・21世紀少年」の最終巻がようやく出た。
ここまで張りに張りまくった伏線に対し、一気にケリをつける
ジェットコースター的展開を期待していたんだけれど、
フタを開けてみれば

「収拾がつかなくなって放り投げました」

としか思えないようなラスト。
思いっきりションボリック Mika Bandっすわぁ。
この作品の実写映画化が進められているようだけど、
宮崎駿の「耳をすませば」くらい原作ぶっちぎっちゃわないと、
宮崎吾郎の「ゲド戦記」くらいコケそうな気がするね。

前作の「MONSTER」も、前半はすばらしく面白かったが、
尻すぼみになってしまった感は否めない。
今作も前作も、やりたいこと・描きたいことが多過ぎて、
伏線張りまくってしまったが回収しきれず、結果として
ケツが拭けなくなってしまってるように思えるんだよね。

「パイナップルARMY」や「MASTERキートン」のように、
サスペンスやシリアスなテーマを扱うときは、
原作者をつけたほうが彼の能力を生かせると思うのだがどうか。


イイ歳してマンガに熱くなるのもどうかとは思うが、
我が家は家内があきれるくらいにマンガの山なのである。
posted by JASPER-RX at 01:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は浦沢漫画はマスターキートンがベストだと思ってます。21世紀少年は、読んでないのでコメントを控えます。大ヒットと言われるモンスターって何が面白かったのかよく分からなかったし。おまけにラストはたしか80年代?の映画のこれまた題名もあやふやだが、確か「ソフィーの選択」だっけ?あれと全く同じであぜんとした。。。まあ、登場人物の心情を描かせたら、超一流である事は確かですがね。いい漫画家である事は確かなので、作品はいつも期待しているんだけどね。あと、「YAWARA」もいけてたな。
Posted by いそろく at 2007年10月03日 11:30
一番バランスが良く、大人が楽しく読めるのはやっぱ「MASTERキートン」だよねえ。「MONSTER」とラストがそっくりという映画は知らないけれど、あの作品も完全に尻すぼみで、最後の方は完全に惰性で買い続けただけだったなぁ。
陰のある人物の表情を描かせたら天下一品の作家だとは思うので、実力のある原作者を見つけるか、読者を置き去りにしないストーリー作りを心がけて欲しいもんだ。
Posted by JASPER at 2007年10月05日 00:14
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